【現役整備士が解説】なぜ修理しても別の不具合が見つかるの?車の修理が一度で終わらない理由
車を修理した後に、
「また別の修理が必要と言われた」
「修理したばかりなのに別の不具合が出た」
という経験はありませんか?
中には、
「ちゃんと直ってないのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
今回は車の修理が一度で終わらないことがある理由について解説します。
車は複数の部品で成り立っている
車は数万点もの部品で構成されています。
そのため、
一つの不具合を修理しても、
別の部品が劣化している場合があります。
特に年数や走行距離が増えた車では珍しくありません。
一番大きな異常が目立っている場合
例えば足回りから異音が出ていたとします。
点検すると、
スタビリンクが大きな音を出している。
まずはその修理を行います。
すると今度は、
今までかき消されていたショックアブソーバーの異音が聞こえることがあります。
分解しないと見えない部分もある
修理のために部品を取り外した際、
オイル漏れやブーツ破れなど別の不具合が見つかることがあります。
これは修理によって壊したわけではなく、
もともと存在していた不具合が見つかったケースです。
故障にはタイミングもある
整備士でも未来を完全に予測することはできません。
例えば、
- バッテリー
- オルタネーター
- センサー類
- 電球
などは、
点検時は正常でも後日故障することがあります。
古い車ほど起こりやすい
年数や走行距離が増えた車では、
複数箇所が同時に劣化していることがあります。
一つ直すと次の弱い部分が目立つこともあります。
整備士もできるだけまとめて案内している
整備士は点検時に見つかった内容をできるだけお伝えしています。
例えば、
「今回は異音修理ですが、次回はこちらも交換をおすすめします」
という案内です。
予防整備の考え方もここにつながります。
現役整備士として思うこと
修理後に別の不具合が見つかると、
整備士側も驚くことがあります。
しかし車は機械なので、
故障のタイミングを100%予測することはできません。
だからこそ、
点検と予防整備が大切になります。
まとめ
車の修理が一度で終わらないことがあるのは珍しいことではありません。
車には多くの部品があり、
年数や走行距離によって複数の不具合を抱えていることもあります。
修理後に別の不具合が見つかった場合は、
なぜ必要なのか整備士に聞いてみると理解しやすいでしょう。

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