【現役整備士が解説】なぜ修理中に追加整備を提案されるの?分解して初めて分かる不具合もあります
車の修理や車検で入庫した際、
「追加で修理が必要になりました」
「ここも一緒に交換した方が良いです」
と説明を受けたことはありませんか?
中には、
「最初の見積もりと違う」
「後から追加された」
と感じる方もいるかもしれません。
しかし実際の整備現場では、分解や点検を進める中で新たな不具合が見つかることも少なくありません。
今回は現役整備士の視点から、追加整備が発生する理由について解説します。
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分解しないと見えない部分がある
車には外から見ただけでは確認できない部分が数多くあります。
例えば、
- ブレーキ内部
- ベアリング
- シール類
- ガスケット類
- サスペンション部品
などです。
そのため、実際に分解してみて初めて不具合が見つかる場合があります。
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異音修理は原因が一つとは限らない
異音修理は特に難しい修理の一つです。
例えば、
「足回りからゴトゴト音がする」
という症状で入庫した場合でも、
- スタビリンク
- ロアアームブッシュ
- ショックアブソーバー
など複数の部品が同時に劣化していることがあります。
その場合は一番大きな原因から修理し、再確認を行うこともあります。
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一つ直したら別の音が聞こえることも
異音修理では、
一番大きな異音が消えることで、今まで聞こえなかった別の異音が分かるようになる場合があります。
これは修理ミスではなく、
もともと複数の異音が発生していたケースです。
整備士としても慎重な確認が必要になります。
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分解中にオイル漏れが見つかることもある
修理中によくあるのが、
別の不具合の発見です。
例えば、
ヘッドカバーパッキン交換作業中に、
- プラグホールへのオイル侵入
- イグニッションコイル劣化
- ホース類のひび割れ
が見つかることがあります。
また、
足回り修理中に、
- ショックアブソーバーのオイル漏れ
- ブーツ破れ
- ブッシュ劣化
が見つかることもあります。
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一緒に交換した方が良い場合もある
追加整備を提案する理由の一つが工賃の節約です。
例えば、
タイミングベルト交換時に
- ウォーターポンプ
- テンショナー
- オイルシール
を同時交換するケースがあります。
また、
クラッチ交換時には
- レリーズベアリング
- パイロットベアリング
などを同時交換することがあります。
後日同じ箇所を再度分解すると、再び工賃が発生してしまうためです。
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必ず交換しなければならないわけではない
追加整備の提案を受けたからといって、必ずその場で全て交換しなければならないわけではありません。
状態によっては、
- 今回交換する
- 次回点検時に交換する
- 様子を見る
という選択肢もあります。
ただし安全性や車検に関わる部分については、早めの対応をおすすめする場合があります。
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大切なのは説明と相談
信頼できる整備工場では、
- なぜ追加整備が必要なのか
- 今後どうなる可能性があるのか
- 費用はいくらかかるのか
を説明した上で相談を行います。
追加整備そのものではなく、その説明内容が大切だと私は思います。
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現役整備士として思うこと
追加整備の提案は売上のためだけではありません。
実際には、
「ここまで分解するなら一緒にやった方が結果的にお得」
「後々のトラブルを防げる」
というケースも多くあります。
もちろん最終的な判断はお客様になりますが、整備士としては現在の状態と今後のリスクをお伝えすることも大切な仕事の一つです。
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まとめ
車の修理では、分解して初めて見つかる不具合があります。
また異音や故障の原因が一つではないことも珍しくありません。
そのため追加整備が提案される場合があります。
大切なのは、
- なぜ必要なのか
- 今後どうなるのか
- 今回行うべきか
をしっかり説明してもらうことです。
気になることがあれば遠慮せず質問し、納得した上で整備を進めることをおすすめします。

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