【現役整備士が解説】リコールとサービスキャンペーンの違いとは?放置してはいけない理由も解説!無償修理にも種類があります

【現役整備士が解説】リコールとサービスキャンペーンの違いとは?放置してはいけない理由も解説!無償修理にも種類があります

車を所有していると、

「リコールのお知らせ」

「サービスキャンペーンのお知らせ」

という案内が届くことがあります。

どちらも無償修理のイメージがありますが、実は内容や目的が異なります。

今回は現役整備士の視点から、リコールとサービスキャンペーンの違いについて解説します。

リコールとは

リコールとは、

安全性や保安基準に関わる不具合が見つかった場合に、自動車メーカーが国へ届け出を行い実施する制度です。

対象となる車両は無償で修理が行われます。

例えば、

  • ブレーキ関係
  • ステアリング関係
  • 燃料装置
  • エアバッグ
  • 灯火装置

など、安全に関わる部分が対象になることがあります。

サービスキャンペーンとは

サービスキャンペーンは、

保安基準には直接関係しないものの、品質向上や不具合防止を目的として行われるものです。

こちらもメーカー負担で修理される場合があります。

例えば、

  • 異音対策
  • 部品耐久性向上
  • コンピュータープログラム更新

などが対象になることがあります。

改善対策という制度もある

リコールとサービスキャンペーンの他に、

改善対策という制度もあります。

保安基準には直接関係しないものの、

使用上の不具合が発生する可能性がある場合に実施されます。

最近ではエアバッグのリコールも話題になった

近年ではエアバッグ関係の大規模なリコールが話題になりました。

実際の現場でも、

車検で入庫した際にリコール未実施が発覚するケースがありました。

中には、

案内が届いていたものの、

忙しくてそのままになっていた。

中古車で購入したため対象車と知らなかった。

というケースもあります。

リコールを放置すると車検に影響することもある

リコールの内容によっては、

未実施のままでは車検を進められないケースもあります。

安全性に関わる重要な内容の場合、

メーカーの指示に従って修理を完了させる必要があります。

車検と同時にリコール作業を行うこともある

車検で入庫した際に、

リコール対象車であることが判明する場合があります。

その場合、

車検と同時にリコール作業を実施することもあります。

お客様にとっても、

何度も入庫する手間が減るため効率的です。

リコール作業を先に行う場合もある

内容によっては、

リコール作業を先に完了してから車検を進める場合もあります。

特に安全性に関わる重要なリコールでは、

メーカーの手順に沿って対応することになります。

整備工場とディーラーが連携するケースもある

車検は整備工場で行い、

リコール作業はディーラーで実施するケースもあります。

そのため、

整備工場でリコール対象が判明し、

ディーラーで作業予約を行うこともあります。

逆にディーラーでリコール作業を済ませてから、

車検を受ける場合もあります。

中古車でも対象になる

リコールやサービスキャンペーンは、

中古車でも対象になる場合があります。

前の所有者が実施していなければ、

現在の所有者が無償修理を受けることができます。

自分の車が対象か確認する方法

車検証を用意すれば、

メーカーのホームページやディーラーで確認できる場合があります。

車検や点検の際に整備工場へ相談するのもおすすめです。

現役整備士として思うこと

リコールは、

車を安全に使用するための大切な制度です。

実際の現場でも、

点検や車検で初めて未実施のリコールが見つかることがあります。

案内が届いた場合は、

「今度でいいかな」

と思わず、早めに確認することをおすすめします。

まとめ

リコールは安全性や保安基準に関わる不具合への対応。

サービスキャンペーンは品質向上や不具合防止のための対応です。

どちらもメーカーが車の品質や安全性を維持するために実施しています。

案内が届いた場合は放置せず、

車検や点検のタイミングで相談してみましょう。

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