【現役整備士が解説】異音の原因とは?ゴトゴト・キーキー・ガラガラ音の正体と放置リスク
車を運転していると、
- ゴトゴト音
- キーキー音
- ガラガラ音
- コトコト音
といった異音が気になることがあります。
整備工場でも非常に多い相談のひとつです。
異音はどこから出ているのか
異音は発生場所によって原因が大きく異なります。
■ ゴトゴト・コトコト音(足回り系)
走行中の段差や振動で音が出る場合は足回りが多いです。
主な原因は以下の通りです。
- スタビライザーリンク
- ロアアームブッシュ
- ショックアブソーバー
- エンジンマウント
■ キーキー音(ブレーキ系)
ブレーキ時や低速走行で鳴ることが多い音です。
- ブレーキパッド摩耗
- パッドセンサー接触
- キャリパーの固着
■ ガラガラ音(金属系)
金属的な音がする場合は以下が疑われます。
- 排気系遮熱板の緩み
- マフラー内部破損
- ハブベアリング異音
異音は放置すると悪化する
小さな音でも放置すると、
症状が進行する可能性があります。
- 部品破損
- 走行時の振動増加
- 他部品への二次被害
につながることもあります。
実際の現場で多い流れ
異音修理では次のようなケースが多くあります。
- 音の大きい箇所から優先して点検
- 分解して別の不具合が見つかる
- オイル漏れやブッシュ劣化が発覚
- 追加整備の提案
よくある追加整備
分解時に見つかることが多いものです。
- オイル漏れ
- ゴムブーツ破れ
- ブレーキ残量不足
判断が難しいケースもある
異音は条件によって再現しないこともあります。
- 特定の速度だけ鳴る
- 気温や負荷で変化する
- 試乗時に症状が出ない
そのため、診断には時間がかかる場合もあります。
現役整備士として思うこと
異音は「結果」であり「原因そのもの」ではありません。
音の種類だけで判断せず、
根本原因の特定が重要になります。
まとめ
異音は放置すると悪化するケースが多くあります。
音の種類によって原因は異なるため、
違和感を感じた時点での点検がトラブル防止につながります。
関連記事
- バッテリーは突然上がる?
- エアコンが効かない原因
- セルは回るのにエンジンがかからない原因
- 警告灯が点灯したらどうする?

コメント