2026年が始まりました。
新しい年を迎えて、普段使っている車もこのまま調子よく乗り続けたいところです。
年始は忙しくなりがちですが、
ほんの5分ほど確認するだけで防げるトラブルも多くあります。
今回は、整備の仕事をする中で
「年始にここだけは見ておくと安心」と感じている
簡単にできるチェック項目を5つまとめました。
① タイヤの空気圧

冬場は気温の低下で、空気圧が下がりやすくなります。
見た目に異常がなくても、実際には不足していることも少なくありません。
空気圧が低いと
- 走行が安定しない
- 燃費が悪くなる
- タイヤの寿命が縮む
といった影響が出ます。
年始の給油ついでに確認しておくと安心です。
空気圧を確認するだけなら簡易ゲージで十分。
アナログタイヤゲージ
メリット
- 電池不要
- 耐久性高め
- コンプレッサー直結タイプは精度安定
- 整備士・DIY勢向け
デメリット
- 数値の読み取りは慣れが必要
- 安物はズレやすい
デジタルタイヤゲージ
メリット
- 見やすい(数値が一発)
- 空気圧に慣れてない人向け
- 車検前チェックとか日常使い
デメリット
- 電池切れ
- 精度は当たり外れあり
ただ、自宅で空気補充までしたい人は
👉 コンプレッサーを使った空気圧調整方法もまとめてます
② バッテリーの状態

年末年始はバッテリーに負担がかかりやすい時期
年末年始は気温が下がるだけでなく、
数日間車に乗らなかったり、近所への短距離移動が増えたりと、
バッテリーにとって負担がかかりやすい使い方になりがちです。
このような状態が続くと、走行中に十分な充電ができず、
気づかないうちにバッテリーが弱っていくことがあります。
バッテリーが弱ってきたときに出やすい症状
バッテリーの性能が低下してくると、
日常の中で次のような症状が現れます。
・エンジンのかかりが以前より遅く感じる
・セルモーターの回転が弱く、力のない音がする
・一度で始動せず、数秒回してからエンジンがかかる
・ヘッドライトや室内灯が暗く感じる
・エンジン始動直後にナビやオーディオなどの電装品の動きが不安定になる
これらの症状が出ている場合、
バッテリーが十分な電力を供給できていない可能性があります。
早めの点検がおすすめな理由
バッテリーは徐々に弱っていくことが多いですが、
ある日突然エンジンがかからなくなるケースもあります。
エンジンのかかりが少しでも気になったら、
完全にバッテリーが上がってしまう前に、
一度状態を確認しておくと安心です。
バッテリーの状態を確認するには
バッテリーの状態を正確に知りたいときは、
電圧だけでなく始動性能まで確認できる
バッテリーテスターがあると安心です。
状態を「良好/要注意/交換目安」といった形で表示してくれるモデルなら、
数字が苦手な方でも判断しやすくなります。
実際に使用しているのが、
CCA値(始動性能)まで測定できるバッテリーテスターです。
③ エンジンオイル

年末年始のタイミングで、
気づかないうちにオイル交換の時期を逃している場合もあります。
まずは難しいことを考えず、
オイルの量と汚れ具合を確認してみてください。
・オイル量が適正範囲内にあるか
・オイルが黒く汚れすぎていないか
この2点をチェックするだけでも、
エンジンの状態を把握する目安になります。
少しでも気になる場合は、
早めにオイル交換をしておくとエンジンにも安心です。
オイル量の確認や補充をする際は、
レベルゲージを拭くためのペーパーウエスや、
量を調整しやすいオイルジョッキがあると作業が楽になります。
オイル用ジョッキは、
フタ付きで容量5L前後のものが扱いやすいです。
注ぎ口が長いタイプだと、
エンジンルーム奥でもこぼしにくく、
作業がスムーズになります。
細かい形状は好みでOKですが、
この条件を満たしていれば失敗しにくいです。
④ 冷却水(LLC)

冷却水(クーラント)は、
エンジンの温度を適正に保つために欠かせない存在です。
まずはリザーバータンクを確認し、
冷却水の量が「MIN〜MAX」の適正範囲にあるかをチェックしましょう。
冷却水が減っている場合、
単純な補充で済むこともありますが、
ホースやラジエーターからの漏れが原因の可能性もあります。
減っている状態をそのまま放置すると、
オーバーヒートなどのトラブルにつながるため、
量の確認とあわせて原因を意識しておくことが大切です。
冷却水を補充する際は、
量の調整や希釈がしやすい道具を使うと作業が楽になります。
特に原液タイプの冷却水を使用する場合は、
水で薄める必要があるため、
目盛り付きのジョッキがあると配合ミスを防げます。
オイル用とは分けて、
冷却水専用として使うジョッキを用意しておくと安心です。
⑤ ワイパー・ウォッシャー液


ワイパーやウォッシャーは、
普段あまり意識しない部分ですが、
雨天時や夜間など、視界確保のためにとても重要なポイントです。
・ワイパーの拭きムラ
・ゴムの劣化
・ウォッシャー液の残量
ウォッシャー液が少なくなっている場合は、
早めに補充しておくと安心です。
このあたりは、
天候が悪くなってから気づきやすいので、
一度余裕のあるタイミングでチェックしておくのがおすすめです。
ワイパーゴムは消耗品のため、
早めに交換しておくことで安心して運転できます。
例として、ダイハツ・ミラジーノの場合は
車種専用サイズのワイパーゴムを選ぶだけでOKなので、
難しい作業もなく手軽に交換できます。
まとめ
年始に一度、車の状態を確認しておくだけで、
2026年を安心してスタートできます。
大がかりな整備でなくても、
**「気づく」「早めに対処する」**ことがトラブル防止につながります。
このブログでは、今後も
作業別に整備内容をまとめて紹介していく予定です。
気になる作業があれば、あわせて参考にしてみてください。

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